

平成29年度浄土宗宗門関係大学社会連携企画報告会・シンポジウム 「共生と共学 共に生き 共に学びNext Stageへ」
2018.11.22
その他お知らせ
第五回(H29年度)浄土宗宗門関係大学社会連携企画報告会・シンポジウム
概要
開催日時:平成29年12月16日(土)13:30~16:30
開催場所:東海学園大学 名古屋キャンパス 311大講義室
主催:浄土宗・佛教大学・京都華頂大学・華頂短期大学・京都文教大学・京都文教短期大学・東海学園大学
発表内容
佛教大学
①わくわく研究室
上京区、北野商店街の地域活性化と、居場所づくり、子どもたちへの学習支援を目的に行われるプロジェクト。
教育学科のゼミ生が行う子ども科学教室で、月に1度北野商店街内の施設にて開催している。
毎月の活動の様子を紹介し、5~11月の6回で子ども85人、大人19人の参加があったとのこと。今後は地域の大人も参加できるような科学教室を目指していくとの報告があった。
②「仏教フィールドワーク」における活動事例
仏教学部の学生が、実生活での交流を通して「仏教思想」から社会生活を考えるため、地域の高齢者向け事業「すこやか学級」へ参加した活動。
地域のお年寄りとともに手作りの道具を使ったゲームや体操を行い、お弁当を食べたりお茶をしつつ会話を楽しむことをつうじ得た学びを今後自分の地域でも生かしていきたいとの報告がなされた。
京都文教短期大学
①枚方市平和の燈火(あかり)事業での活動報告
幼児教育を学ぶ学生が、「平和教育」と「福祉」を具体的かつ実践的に学ぶために参画する事業についての活動報告がなされた。本事業は枚方市が戦争の悲惨さと平和の大切さを伝えるために設定した「枚方市平和の日」にあわせ開催されており、最近では東日本大震災の追悼の意味もこめて行われ、実行委員会には様々な大学の学生が関わっている。
イベント当日だけでなく、枚方市内保育園での平和学習活動として学生が子どもたちに直接、平和についてのお話をしたり、当日に使用するキャンドル作りをともに行ったことが報告された。
京都文教大学
①復興支援団体 イーサポ
東北や熊本といった被災地で行ったボランティアや、地元防災フェスタへの参加、消防団との交流やAED講習会、3.11キャンドルナイトへの参加、シンポジウム開催など、復興支援ととも防災啓発活動を行っていることが報告された。
京都華頂大学・華頂短期大学
①地域活性化学生プロジェクト
参プロジェクトに参加する団体の一部紹介として、京都華頂大学・華頂短期大学の消防防災サークル「Kacho Fire Girls(KFG)」や、手にやさしく触れることで安心を与えるケア方法を行う「タクティール&ハンドマッサージ」が東山地区の行事に参加したことなどが紹介された。
本年は京都府子ども未来づくりサポーター事業から助成を受けている「ゆいまーる」が活動を発表。ひとり親家庭の子どもたちに文化の伝承・非日常な体験を提供することで、人との接し方・社会のルールを学んでもらう活動を紹介。9月のミニ運動会や、10月ハロウィンパーティー、11月工場見学、12月冬至、2月お餅つきなどの活動の様子を紹介。
また、地域活性化に取り組む和束町のお茶農家グループと連携して行った活動も報告された。和束茶を学ぶツアーを行い、和束町で行われたお茶スイーツコンテストでメンバーが開発した「茶bar」が会長賞を受賞したことが報告された。
東海学園大学
①ちぃむ ともいき
平成19年から始まり、経営学部在学生で構成される消防団。大学の所在する、みよし市の自治会や市役所、東海学園大学の三者の連携により行っている様々な活動について報告された。
水防・防災・集団救急事故対応訓練や愛知県消防学校への体験入校などにより自らの防災知識を向上させ、地元中学校での救命講習や、地域イベントへの協力をとおして得た知識を活かした活動を行っていることが報告された。