

平成28年度浄土宗宗門関係大学社会連携企画報告会・シンポジウム 「わたしたち学生は地域で何を学び、地域の活動で何ができるのか?~地域・大学・浄土宗寺院 コラボレーションの可能性~」
2018.11.20
その他お知らせ
第四回(H28年度)浄土宗宗門関係大学社会連携企画報告会・シンポジウム
概要
開催日時:平成28年12月17日(土)14:00~17:00
開催場所:京都華頂大学・華頂短期大学6号館4階華頂ホール
主催:浄土宗・佛教大学・京都華頂大学・華頂短期大学・京都文教大学・京都文教短期大学・東海学園大学
発表内容
佛教大学
①熊本ボランティア~益城町の避難所から学んだこと~
平成28年4月に発生した熊本地震で大きな被害を受けた熊本県益城町で行った災害ボランティア。被災地に残る被害の様子や、避難所での子どもとのふれあい活動や被災ペットの施設での活動、地元の夏祭りに参加した様子が報告された。
②東北再生私大ネット36スタディーツアー
「被災地で学ぶのではなく、被災地に学ぶ」東日本大震災後の復興にあたり、今後10年間にわたって教育的視点から支援活動を行っていくために発足された。南三陸町で行われたスタディーツアーについて、町内視察や水産加工業者での研修、観光プロモーションイベントへの準備を行ったことが報告された。
京都文教短期大学
①地元老舗企業 株式会社田中直染料店との産学協同プロジェクト:オパール加工普及のための商品開発
染色に興味を持つようなスタートアップ商品を開発することを目的に、約280年の歴史をもつ染色材料を販売する専門店との協同で行ったプロジェクト。
『ファッションの流行は繰り返される』との考えのもと、これからの流行を推測し、それをオパール加工と融合させることをテーマに、長期間使用することができるものとしてシュシュを提案したことが報告された。
京都文教大学
①響け!元気に応援プロジェクト
大学のある京都府宇治市を舞台にした作品『響け!ユーフォニアム』を応援し、その応援活動を通してファンと宇治をつなぐプロジェクト。
若年層の観光客を呼び込むため、作品のファンと宇治の橋渡しとなるため活動。作品のファンが宇治のファンになってくれるようなファン向け企画の開催や、ファンを受け入れる地域の土壌づくりとして地域住民向けの企画を開催したことが報告された。
京都華頂大学・華頂短期大学
①地域活性化学生プロジェクト
昨年度より活動団体が増え、9つの団体などが参加する組織となった。
多文化交流サークルLuncheon(ランチョン)による留学生との交流活動や、地域と観光客の交流イベントが報告された。また、宮津地域の子どもたちとの1泊2日の交流事業も報告された。
東海学園大学
①TOPS
メンバー全員が警察官、消防士を目指し、安心安全のまちづくりを目指す大学後任の防災防犯ボランティア団体。
警察や市役所等と連携しつつ、街の安全やサイバー空間の安全を守る活動に取り組んでいる。
小学生の下校時の見守りといった地域に密着した活動から、愛知県警から委嘱されたサイバーボランティア活動では小学校でセキュリティ防災講話を行うなどの啓発活動にも取り組んでいることが報告された。