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関西所在浄土宗宗門関係大学における連携について

2018.11.20
その他お知らせ

 

浄土宗の宗門関係大学・短期大学は全国に10校。内訳としては、京都には5校、愛知に1校、関東に4校。

そのうち、京都に所在する4校(佛教大学、京都文教大学、京都華頂大学、華頂短期大学)が、それぞれが取り組む「地域連携活動」をキーワードに平成25年度に開催したことがきっかけとなり、平成26年度には京都文教短期大学が、平成27年度には愛知県より、同じく浄土宗の宗門大学である東海学園大学が参加し、平成30年度には第6回を迎える毎年の恒例行事となりました。

毎年様々な学生が発表を行い、多岐にわたる活動を報告してくれています。また、たとえ今まで発表のあった活動であっても、活動する学生が代替わりしていくことによりその内容が少しずつ変化しており、「生きた活動」であることが感じられる会となっております。

 

今までの振り返り(クリックで報告ページへ)

平成25年度 浄土宗宗門関係大学社会連携企画報告会・シンポジウム 「学生(私たち)は地域での活動から何を学んだのか?」

平成26年度 「学生(わたしたち)は地域での活動から何を学んだのか?」

平成27年度 「共生(ともいき) 学生(わたしたち)は地域での活動から何を学んだのか?」

平成28年度 「共生Tomoiki わたしたち学生は地域で何を学び、地域の活動で何ができるのか?~地域・大学・浄土宗寺院 コラボレーションの可能性~」

平成29年度 「共生と共学 共に生き共に学びNext Stageへ」

 

そして第6回目を迎える本年は以下の要領で開催を予定しております。

共生(ともいき)~新たにつなぐご縁~

平成30年12月15日(土) 13:30~16:35

会場:佛教大学 紫野キャンパス 成徳常照館 5階 常照ホール

入場無料・事前申込不要・途中入退場可・どなたでもご参加ください

今年は、2018年度のグッドデザイン賞大賞(内閣総理大臣賞)を受賞された「特定非営利活動法人おてらおやつクラブ」の代表理事で、浄土宗奈良教区安養寺のご住職である松島靖朗師によるご講演をいただきます。

その後、各校の学生による地域連携活動の報告を行ったうえで、講演者・参加大学によるディスカッションを通じ、寺院と学生の連携の可能性について探って参ります。

 

「自分も地域や社会のために何かしたい。だけど何をしたらよいのかわからない」

「いったい学生やお寺はどんなことに関心を寄せ、どんな活動をしているのだろう」

 

今回のシンポジウムが、活動のヒントを得られる、新たな可能性を見出せる、そんな会になればと思います。

12月15日第6回浄土宗宗門関係大学社会連携企画報告シンポジウムちらしPDF

 

当日スケジュール(予定)

13:00~      受付開始

13:30~13:35 開会の挨拶・趣旨説明

13:35~14:35 講演 松島 靖朗 師『子どもの貧困~おてらおやつクラブの活動の現場から~』

14:45~14:55 東海学園大学 取組報告

14:55~15:05 京都文教大学・京都文教短期大学 取組報告

15:05~15:15 京都華頂大学・華頂短期大学 取組報告

15:15~15:35 佛教大学 取組報告

15:40~16:30 講演者と参加大学によるディスカッション

16:30~16:35 閉会の挨拶

16:50~17:30 懇親交流会 ※一般の方も参加可

おてらおやつクラブとは

全国のお寺の「おそなえ」を「おさがり」として、さまざまな事情により生活に困窮する世帯へ「おすそわけ」する活動。
活動に賛同する寺院は全国980カ寺、連携する支援団体は393団体、毎月9,000人の子どもたちがおやつを受け取っています。(2018年11月現在)

「最後にお腹いっぱい食べさせてあげたかった…ごめんね」
2013年、大阪で起こった母子餓死事件を機に始まった活動。はじめは自身の寺でのみ活動を行っていたが、子どもの貧困が深刻であることをまざまざと思い知らされ、この活動を広めることを決意。

詳しくはインタビューへ(クリックで飛べます)

講演:松島 靖朗 師(奈良県田原本町 安養寺 住職)

特定非営利活動法人おてらおやつクラブ代表理事
1975年生まれ 上宮高校中退 早稲田大学商学部卒業後、株式会社NTTデータにてインターネット事業、投資育成事業、株式会社アイスタイルにて企業経営に従事。
14年間の東京生活の後、母親の実家でもある自坊に戻る。
教師養成道場を経て2010年総本山知恩院伝宗伝戒道場満行。
総本山知恩院 大本山金戒光明寺 大本山増上寺布教師を拝命。
2014年、全国のお寺の「おそなえもの」を「おさがり」として「おすそわけ」する「おてらおやつクラブ」をスタート。国内で深刻さを増す貧困問題の解決のため、NPO法人や公的機関と協業するお寺の社会福祉活動として全国規模の活動を展開。
20178月に特定非営利活動法人化。浄土宗平和賞、奈良人権文化選奨、奈良日賞、中外日報涙骨賞、2018年度グッドデザイン賞大賞 受賞。

 

 

総合司会・コーディネーター:大谷 栄一 教授(佛教大学社会学部現代社会学科)

研究テーマ:近現代日本の「宗教と社会」「宗教と政治」の関係
宗教者や宗教団体が行っている社会活動・政治活動について研究を行い、地域社会で伝統的な宗教文化が果たしている役割にも関心を持ち調査を行う。

 

 

アクセス

 

詳しくは、佛教大学HPへ(クリックで飛べます)

 

 

 

 

 

 

問い合わせ先

浄土宗社会福祉推進事務局
〒105-0011東京都港区芝公園4-7-4
Tel:03-3436-3354 Fax:03-3434-0744
E-mail:syafuku@jodo.or.jp

佛教大学 研究推進部 社会連携課
〒603-8301京都市北区紫野北花ノ坊町96
Tel:075-493-9002