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介護者カフェの紹介②

2018.10.02
介護者カフェ

カフェ・サロン活動とは

檀信徒を中心に地域住民同士が交流できる場を寺院が提供する、お茶飲みサロンなどを含む活動。「介護」や「子育て」などテーマを設定し、地域住民が集まって情報共有や相談をする場を提供します。

介護者カフェ(ケアラーズカフェ)とは

カフェ・サロン活動の一つ。近年増加し続ける介護問題に悩む檀信徒や介護に携わっている地域住民に、情報交換や息抜きの場を提供する活動。在宅介護による孤立を防ぎ、介護に携わる方の心のケアにつながる他、介護に対する知識や縁を得る一助となります。
※要介護者の集いではありません。

香念寺でのカフェの概要

開催日時

2カ月に一度。平日の午後2時間。
※原則奇数月第三火曜日の14:30 ~16:30

開催場所

香念寺 客殿(東京都葛飾区)

準備するもの

お茶(急須・湯呑み・ポット)
お菓子(お持ち帰り用の袋も)
※お茶はセルフサービスなので、ご法事の待合室のようなイメージ

開催告知

①檀信徒
年中行事案内に同封
②部内寺院
部会において告知。関心のある方へお知らせいただくようお願いする。
③行政(区役所高齢者支援課・近隣の地域包括支援センター)
訪問して告知。関心のある方へお知らせいただくようお願いする。
④ Facebook
「亀有 浄土宗香念寺」でページを作成。開催告知・報告を行う。

活動者紹介インタビュー

下村 達郎(しもむら・たつろう)師
1982年生まれ。浄土宗総合研究所研究スタッフ、東京教区香念寺住職。2005年に東京大学医学部健康科学看護学科卒業、2007年に香念寺住職に就任。2016年11月より自坊にてケアラーズカフェ「介護者の心のやすらぎカフェ」を開始し、介護者同士が悩みを語る場を提供している(2018年4月まで計9回)。2018年1月には「映画『まなざし』上映会と監督による解説」(於亀有地区センター)、同2 月には「介護者サポーター入門講座」(於香念寺)を開催

介護者カフェの開催に密着しました

※クリックして拡大できます

活動者インタビュー

実際にカフェを始めてみて、気づいたことはありますか。

カフェの参加者であってもご法事参列のお檀家様であっても、お寺に来られる方は「仏様が見守る神聖な場において心を預ける」という点で、それぞれ近い気持ちを持ってお越しになられていることを感じました。「人との繋がりを感じながら生きられるようご縁を提供する」、そうしたお寺の果たす役割を考える上で、カフェは年忌法要やお施餓鬼などの年中行事と同様、一寺院として取り組む意義のあるテーマと捉えるようになりました。

実際にカフェを始めようかなと思っている方にメッセージをお願いします。

私も始めるときには、「人が集まらなかったらどうしよう」、「介護の経験もなく、専門知識もない自分ができるのだろうか」と不安でした。しかし実際に始めてみた、
それらは杞憂だったとわかりました。
参加者がたとえ2、3人であったとしても、お寺がこうした問題に関心を持っていること、来てくださった方のお話に丁寧に耳を傾けることで、嬉しく思ってくださる方がいるということに気づくことができました。また、お寺に求められていることは「聞き役に徹すること」。私はいつも始めに話を振る程度で、あとはみなさんにお任せしています。
始めの第一歩はわからないことが多く、「これを今やらなくてもいいか」と思ってしまうかもしれません。しかし実際に「やる」と決めたら、周囲の方が助けてくださいます。まずは第一歩を踏み出してみてください。

 

 

浄土宗 香念寺 Facebook