TOP > 活動特集 > 米一升運動が新たな地域で行われました!(長野教区諏訪組浄土宗青年会有志)
活動特集~ お寺ではじめる社会福祉活動 ~ 活動特集~ お寺ではじめる社会福祉活動 ~

米一升運動が新たな地域で行われました!(長野教区諏訪組浄土宗青年会有志)

2020.01.17
米一升運動

11月今回は、長野教区諏訪組浄土宗青年会様が初めて取り組まれる「米一升運動」に参加させていただきました。

今回の活動は、台風にて被災された千葉への支援のために行われました。
参加者は、青年会から5名と会員の方の奥様、淑徳大学(千葉市)の藤森雄介教授、諏訪市内のお寺のご住職であり今回藤森先生と青年会をつないでくださった小口秀孝住職でした。
浄土宗の宗門大学であり、台風被災地でもある千葉市に所在する淑徳大学の藤森先生は米一升運動にも精通されているため、ご助言をいただきながらの作業となりました。

朝10時、青年会会長である笠島明浩上人のお寺である泉澁院様にて作業がはじまりました。
藤森先生からレクチャーを受けつつ、まずは玄米の精米を行うグループと、お米を検品しつつ3kg袋に小分けにするグループとに分かれて進められました。

 

 

 

 

 

 

 

お米を3kg袋に分けるのも、米袋が輸送中にほどけないようにしっかりと縛るのもなかなか経験したことのないことでしたので、初めはぎこちなく、「これでいいのかな」とみんなで確認しながらの作業でしたが、時間がたつにつれ、めきめきと上達し手早く作業を進めることができました。
みんなで黙々と作業を進めてていたため時間もあっという間にすぎ、精米にいっていたグループが戻ってきたタイミングでお昼休憩をはさみました。

お昼ごはんには長野ならではの美味しいお蕎麦をいただき、みんなで少し休憩をしたのち、午後の作業を再開しました。
精米したてのお米は温かく、良い香りが漂ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

午後4時前には作業が終わり、今回は130袋、合計390kgのお米を詰め終わりました。
初めての取り組みであったうえに、急遽活動を行うことが決まったためお檀家さんなどへの呼びかけが約2週間という短い期間であったにも関わらず、こんなにもお米をご喜捨いただいたことはとても有り難いことだと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

今回はお米の他にも地元企業様からお味噌(500kg)のご喜捨もいただき、お米と一緒に被災地へ送られることになりました。

 

 

 

 

 

 

 

今回の物資は淑徳大学にて保管のうえ、被災された方々へ届けられます。

諏訪組浄土宗青年会の皆様の想いが千葉へ届きますように。